エスプリングソーシャルキャピタル人事コラム「Hot e Spring」は、人事職に関わらず、様々な職種の方が見ても役立つ人の成長に関する情報をお届けするコラムです。
そういった想いから、タイトルを「Hot e Spring(ほっと+エスプリング)」といたしました。
専門的・学術的な知見に基づいたものから、個人的な話を通じて教訓を得るようなものまで、 様々なお話を取り揃えております。

時速300㎞で動く組織(理想的な組織のイメージが持てない方へ)

最近、新卒採用の仕事で新幹線で東京と大阪を行き来する日々。
ふと振り返ると、実は今年は、東海道新幹線の開業からちょうど50周年。

今でこそ東京⇔新大阪間を約2時間30分で結んではいますが、開業当時は新幹線と言えども、実に4時間も掛かっていたようです。
ここで改めて考えてみたいのですが、新幹線は何で速いか、皆さんご存知でしょうか。

例えば、線路の幅が広い、線路が直線である、車体が流線型であるなど、色々ありますが、一番の理由は、全ての車両にモーターが付いているということです。

寝台特急や貨物列車などは、機関車に客車や貨車が引っ張られて動きます。
しかし新幹線は、全ての車体に動力モーターがついています。
それぞれの車体のモーターが、状況に応じてバランスよく動くことで、時速250キロを超えるスピードを出し、安定的にその状態を維持することが出来るのです。

みなさんは「新幹線理論」というのをご存知でしょうか。
動力を一つに集中させずに、それを各車両に分散させることで、加速度やスピードを増すことが出来るというもので、組織論を語る際に時々使われる言葉です。

かつての組織は、寝台特急や貨物列車のように、目的地に向かって機関車のような役割の人が、客車や貨車(組織や社員)を強く引っ張るというイメージでした。

もちろん現代もこのような役割が求められる時代ではありますが、同時にスピードも求められる時代。
激変する環境の中で、組織で動く人一人一人がただ引っ張られる、ついていくだけではなく、一人一人が新幹線のように動力モーターになることが求められています。

目的地に向かって、全員が動力モーターを回転させることで、スピード感を維持しながらも、安定的に且つ確実に仕事やプロジェクトを前へ前へと推進し、スピードと品質の両方を高いレベルで維持することが出来るのではないかと思います。

私たちの会社の行動指針でも、
スピードと品質を高いレベルで両立させながら仕事をしていくことを謳っています。
日々、仕事のシーンでは一人一人が新幹線をイメージしながら、スピード感を持ちながらも高品質な仕事をしたいと思っています。

とはいえ、旅行などでは時々はのんびり各駅停車の旅をしたり、寝台列車に揺られながら雰囲気を味わうことは、それはそれで大切。
普段では目にしないような光景を目にすることも、とても大切なことですね。
(かく言う私も、未だ寝台列車に乗った経験はありませんが…。)

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