エスプリングソーシャルキャピタル人事コラム「Hot e Spring」は、人事職に関わらず、様々な職種の方が見ても役立つ人の成長に関する情報をお届けするコラムです。
そういった想いから、タイトルを「Hot e Spring(ほっと+エスプリング)」といたしました。
専門的・学術的な知見に基づいたものから、個人的な話を通じて教訓を得るようなものまで、 様々なお話を取り揃えております。

自分の人生の主役になる(自立したいと思っている方へ)

7月1日、弊社の4周年を迎えた日、4月に入社した新入社員3人も無事本採用となりました。
そしてこのタイミングで、一人一人に名刺が提供されました。
社会人として初めての名刺に、それぞれ感慨深い思いがあったようです。
確かに私も社会人になって名刺を初めてもらった時、一人前になったんだなという気持ちで嬉しかったことを思い出します。

私が社会人3年目くらいの頃、当時の上司にこんな話をしてもらったことがあります。
名刺の社名のロゴの部分を切ってなくしたとしても、自分の名前で信頼してもらえる人にならねばならない、と。
当時は、その会社の一員として恥じないように働くことの価値を感じていたし、若い担当者が信頼してもらうためには会社の名前が必要だとも思っていたので、あまりぴんとこないところもありました。
確かに若い時はついていくのに必死ですから、そう思っても当然だったと思います。
でも今となっては、その言葉の意味に深く頷くことができます。

会社の名前だけではなく、何かしらの権威に依存しないということは、人が生きていく上でとても大切なことだと思います。

それは何でも自力でやる、ということではなく、自分が主役として生きるということです。
もし自分がこの会社の人間でなければ仕事ができないとしたら、そんなに悲しいことはありません。
逆に他の人ではない自分がいるからこそ、この成果を生み出せたのだと思うと、自分がそこに価値を生み出せている喜びでいっぱいになると思います。

ただ間違えたくないのは、それは自己責任ということとは違うということです。
昨今のニュースを見ていても、自己責任という名のもとに、他者を批判し、逆に当人が責任を一人で背負いこみ、結局みんなが窮屈になって生きにくくなっていること、今の時代にはよくあると思います。

でも自分を律して、自分で考えて動くということはそういうことではなく、自分が主役となって知恵を振り絞り、他者に手を差し伸べ、時に手を貸してもらい、目の前の問題を解決していくことだと思います。

そしてそのプロセスを楽しみ、人生を楽しむということ、それこそが、自分の人生を生きることに他なりません。

それはどんな会社にいても、どんな社会にいても、自分の意思と仲間さえいれば、達成できることなのです。

「仕事は人についてくる」、といつも思います。
どんな些細なことであれ、真剣に目の前のことを、一つ一つ頑張ってクリアしていくことで、いつの間にか自分自身が成長し、仲間が増え、また次の何かをより高いレベルで遂行することができる。
新人たちも、自分が主役となりながら仲間と一緒に、「日々の一生懸命」を楽しんでいられる社会人であってほしいと、心から願っています。

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