エスプリングソーシャルキャピタル人事コラム「Hot e Spring」は、人事職に関わらず、様々な職種の方が見ても役立つ人の成長に関する情報をお届けするコラムです。
そういった想いから、タイトルを「Hot e Spring(ほっと+エスプリング)」といたしました。
専門的・学術的な知見に基づいたものから、個人的な話を通じて教訓を得るようなものまで、 様々なお話を取り揃えております。

「誰かの役に立つ」というモチベーション(自身のモチベーションの源泉を見いだせない方へ)

我が家には3人の子供がいます。
最近一番下の子も意思が強くなり、「ママ、ママ!」期に入り、ますますにぎやかな毎日を送っています。
最近の悩みは寝る直前の「ママの取り合い」です。

最近は寝るときに、真ん中の子をママから引き離そうと末っ子が攻撃をはじめます。
すると真ん中の子も、「私だってママに一番に抱っこしてほしいのにー!」と大泣きです。
確かに真ん中の子もお姉ちゃんとはいえ、まだ3歳。ママに甘えたい年頃です。
インターネットで「3人・子育て・嫉妬」と検索すると、「母親はみんなに『平等に愛しているよ』と伝えるけど、子供からすればみんな、『一番になりたい』と思っています」と書いてありました。

そんな私自身、子供のころ3人兄弟の末っ子で、しかも今の我が子たちより年が近かったので、どうしていたのだろう?と不思議になり、母に聞いてみました。
すると、「覚えてないけど、末っ子のあなたは、忙しい私(母)を助けようといつもお手伝いを頑張ってくれていた」と言われました。
確かに思い返せば、小学校低学年の頃から、おつかいに行ったり、お米をたいたり、休みの日に母を休ませてあげたいと雑巾がけをしていたことを覚えています。

「一番になりたい!」これは子供だけでなく、大人でも同じことがいえるかもしれません。
自分が活躍したい!人より認められたい!という気持ちは、仕事をしていく上でも、みんな持っているのではないでしょうか。

そこで、今の私自身の仕事を考えてみました。
「一番になりたい!」と言わずとも、もちろん「自分も活躍したい」気持ちは大いにあります。
「認められたい」と思います。
でもそれ以上に、「この人(上司)の役に立ちたい。」と思っている自分がいます。
そしてそれにより、自分自身が安定し、自分の力も発揮できているように思います。
幼い頃、母の役に立ちたい、と思ったように。

●大好きな人がどうすれば助かるか
●大切なものにどうすれば貢献できるか
それ自身がモチベーションになることで、いつの間にか自立しているのです。

逆に言えば、この人のために頑張りたい、と思わせる母、上司であるために、私自身が尊敬される自分を目指していかなければなりません。

部下を育てるマネジメントスキルの一つに、自分がお手本となって「みせる」というものがあります。
上司が率先してみせることが、部下の指導の上で有効だというものです。
確かに注意する本人ができていないと、説得力はないですよね。

私の母はとても厳しかったけれど、仕事と家庭を両立し、とにかくいつも一生懸命でした。
私はそんな母の役に立ちたいと幼心に思っていましたし、小さい頃から母に憧れ、「私も大きくなったら楽しく働き、子供を大事に育てたい」と思い続けていました。
母はずっと私に、「みせる力」を発揮してくれていたのだと実感します。

私も部下や我が子たちにもそう思ってもらえるように、「一生懸命頑張る」ことだけは、忘れずにいたいと思います。

PAGE TOP